チャリティーコンサートのお知らせ

 重苦しい話題が続いたので、今日は楽しい話題に切り替えよう。と言っても、原発事故関連には変わりがないが。
 
 私の東京純心女子大時代の同僚にピアニストの菅祥久氏がいる。その大学の音楽科の先生だった。私は定年前に教師生活に見切りをつけて相馬に帰ったが、彼もほぼ同時期に、やはり専任教師職から足を洗い、以後ピアノの私講師や他大学の非常勤講師などをしながら演奏活動を続けてきた。その彼が今回、ヴィオラの川口彩子氏と語らって、原発被災者のためのチャリティーコンサートを企画した。賛同する音楽家たちも加わって、総勢11名の豪華なコンサート開催の運びとなった。
 まず最近出たCDのジャケットから、お二方の略歴を抜書きしてみる。

★菅祥久(ピアノ)  国立音大卒。ポーランドに留学、ワルシャワ国立音楽院でB.ムシンスカヤ女史のもとで研鑽を積む。1978年ポーランド文化省主催コンサートをワルシャワ音楽院大ホールで行なう。また1987年のイイノホールでのリサイタルで本邦初演の「ベートーヴェン:第9交響曲のピアノ版(リスト編曲)」の全楽章演奏が話題となる。
★川口彩子(ヴィオラ) 東京藝大音楽学部卒 同大学研究科修了 1965年東京アカデミカ・アンサンブル(現・東京ハルモニア室内オーケストラ)の創立に加わり、パリ夏の音楽祭、メニューイン音楽祭、ルツエルン国際音楽祭などヨーロッパやアジアの音楽祭などに30回余り参加。1989年からは室内楽団スフィア・アンサンブルを主宰。

 他の九名の演奏家たちについての資料はないが、いずれも第一線で活躍している演奏家たちということである。お名前と演奏曲目など簡単にご紹介する。

   ★福島原発被災者に寄せるチャリティーコンサート
           6月19日(日)14:00開演[13:30開場]
           場所 四谷区民区ホール

ピアノ 菅 祥久 前奏曲 嬰ハ単調〝鐘” (ラフマニノフ)他
ヴァイオリン 藤田めぐみ ツィゴイネルワイセン(サラサーテ)他
ソプラノ 武井美穂 地獄の怒り わが胸に狂う 魔笛より(モーツアルト)
ソプラノ 小川えみ ある晴れた日に(プッチーニ)他
ピアノ 穴澤ひろみ 幻想即興曲(ショパン)他
メゾ・ソプラノ 佐古浩子 月享代表我的心・貝殻の歌(伊藤康英)他
ヴィオラ 川口彩子 ヴォカリーズ(ラフマニノフ)他
ピアノ 廣木志保 
オーボエ 廣木 睡 アダージョとアレグロ(シューマン)他
メゾ・ソプラノ 梅津よし子 荒城の月 他
ソプラノ 佐藤友里子 松島音頭(山田耕作)他
 
  入場料 3,000円(全席自由)
  主催 「福島原発被災者に寄せるチャリティーコンサート」実行委員会
  連絡先 SAKO音楽事務所
        TEL/FAX 03-3987-6578   平日(月―金)10:00~12:00
 
 以上である。東京近郊にお住まいでご都合がつく方はどうか聞きに行っていただきたい。よろしくお願いいたします。
  
 今夜はコンサートのご紹介でブログの方は休ませていただきます。その間、なにかが起きて緊急発信なんてならないよう祈ってます。

Please follow and like us:

佐々木 孝 について

佐々木孝(ささき・たかし) 1939年北海道帯広市生まれ。2歳から引き揚げまでの5年間を旧満州で暮らす。1961年上智大学外国語学部イスパニア語学科在学中にイエズス会に入会。1962年同学科卒業。5年間の修練生活の後、1967年イエズス会を退会、還俗する。同年上智大学文学部哲学科卒業。1971年清泉女子大学講師、助教授、1982年教授となる。1984年常葉学園大学でスペイン語学科の草創に参加。1989年東京純心女子短期大学・東京純心女子大学(現・東京純心大学)教授。その間、東京外国語大学、駒沢大学、法政大学、早稲田大学などでも非常勤講師を務める。2002年定年を前に退職、病身の妻を伴って父祖の地・相馬(福島県南相馬市)に転居。以後16年にわたり「モノディアロゴス(Monodiálogos: ウナムーノの造語で「独対話」の意)」と題したブログを死の4日前まで書き続けた。担当科目はスペイン思想、人間学、比較文化論、スペイン語など。2018年12月20日、小細胞肺がんのため宮城県立がんセンターにて死去(享年79)。
カテゴリー: モノディアロゴス パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください