午後四時の「スーパーひたち」で千葉の姉が帰っていった。いつものとおりの儀式で、二人してプラットホームで見送る。おそらくは年内に、持ち家のあるいわきに戻ってきそうだ。今まで考えてもいなかったことらしい。義兄の手術など、大きな変化があったこともこの決断に影響しているのだろう。幸い、義兄の術後の経過が良好で、以前の体力に戻るのも時間の問題らしい。姉夫婦がいわきに戻ってくることで大喜びしているのは妻である。身寄りの無い(?)彼女にとって、ほんとうのお姉ちゃんに思えるらしい。いいこと、いいこと。
さて、「モノディアロゴス」を書かなくてもいいという新しい事態にまだとまどっている。しかしスペイン思想研究やら、カストロ翻訳原稿の整理など、いやいや『人間学紀要』最終号の編集が残っていた、やらなければならないことが手付かずのままここまできてしまった。やはり「モノディアロゴス」が無意識裡にいろいろ制約してきたのだろう。さあ、元気を出して、一つひとつ片付けていこう。
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