さて宿題が残っていたったけ。あの鉤の手にまがった六角形の工具を何て言うのか。平凡社の百科事典で「ねじ回し」を見たが出ていない。本当はこういった疑問に答えてくれる事典のようなものが日本語でもあるのかも知れないが、残念ながら手元にはない。それで過去に何回か世話になったDudenの絵入り事典スペイン語版を調べてみた。スペイン語でねじ(ボルト)は tornillo、ナットは tuerca と言う。しかしどちらを引いてもなかなか見つからない。それならいっそのこと工具(herramienta)で調べてみよう。するとあった、絵が。la llave para tuercas hexagonales、つまり六角形ナット用のスパナまたはレンチということであろう。今度はスパナで平凡社百科事典を調べてみたら、ようやく「六角棒スパナ」と出ていた。今度買ったそれは、直径2ミリくらいのものから直径7ミリくらいのものまで六本のセットだが、もちろんこれ以上に大きなものもあるのだろう。
でもこんなことを時間をかけて調べられるのもよほど暇だからだろうな。六角棒スパナか、なるほど。

Please follow and like us:

佐々木 孝 について

佐々木孝(ささき・たかし) 1939年北海道帯広市生まれ。2歳から引き揚げまでの5年間を旧満州で暮らす。1961年上智大学外国語学部イスパニア語学科在学中にイエズス会に入会。1962年同学科卒業。5年間の修練生活の後、1967年イエズス会を退会、還俗する。同年上智大学文学部哲学科卒業。1971年清泉女子大学講師、助教授、1982年教授となる。1984年常葉学園大学でスペイン語学科の草創に参加。1989年東京純心女子短期大学・東京純心女子大学(現・東京純心大学)教授。その間、東京外国語大学、駒沢大学、法政大学、早稲田大学などでも非常勤講師を務める。2002年定年を前に退職、病身の妻を伴って父祖の地・相馬(福島県南相馬市)に転居。以後16年にわたり「モノディアロゴス(Monodiálogos: ウナムーノの造語で「独対話」の意)」と題したブログを死の4日前まで書き続けた。担当科目はスペイン思想、人間学、比較文化論、スペイン語など。2018年12月20日、小細胞肺がんのため宮城県立がんセンターにて死去(享年79)。
カテゴリー: モノディアロゴス パーマリンク