今年のクリスマスは、この不信心者の夫婦にもロースト・チキンだけはなんと三羽分恵んでくれた。1羽は自分たちが買ったのだが、あとの2羽はもらい物である。食べきれないので、同じ町に住むY君に取りに来てもらった。それが昨日のこと。すると今日の午後、そのY君がお返しとして、相馬名物の凍み餅を油で揚げた美味しいお菓子を持ってきてくれた。知る人ぞ知る隠れた銘菓だ言うのでさっそく賞味させてもらう。なるほどほどよい甘味の、外はぱりぱりしているが中はもちもちした食感の、実に美味しいお菓子である。いや、お菓子ではあるが餅そのものでもあるから、結構腹持ちがいい。もち処木の幡の「凍天」というお菓子である。
『モノディアロゴス』の第一回目の校正を先ほど終えた。一応読み切りの形で書いたからどこからでも読めるが、しかし初めから連続して読んでいくと、これまた当然のことながら、時間的連続性と同時におのずからなる内容的連続性も感じられて、多様な楽しみ方が出来るのでは。なーんて自分で言ってりゃ世話ないか。
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