足台作り

昨日買っていた枕木や板を使って、濡れ縁から庭に降りる段を作る。枕木は高さ30センチ、幅10×15センチくらいの重いやつ二つだが、それに少し厚めの板を打ち付けて高い方の段を作った。しかし3寸釘を打ち込むのが意外に難しい。つまり金槌で打ち込んでいく際、途中で釘が熱を帯び始め、あと3センチあたりでぐにゃりと曲がるからである。実際、触ってみると火傷しそうな熱さになっていた。低い方の段は枕木を使わなかったので、楽に釘を打てた。縁側から砂利を敷き詰めた庭に降りるのが、これでぐっと楽になり、バッパさんも助かるはず。
 ココアとミルクが昨日から、この新しい庭が気に入ったのか、暑い最中も日影の砂利の上で昼寝をしたり、夕方、西の空を見上げながら、二匹して神妙にお座りしている姿が見られた。
 ともかく今日は、この夏初めてのような夏らしい一日で、午後など二階はうだるような熱気で往生した。明日はダブルのカーテン・リールをつける仕事が残っている。少しずつ住み易い家になりつつある。一週間以内に、今度は瓦屋さんの仕事が入る。

佐々木 孝 について

日本のスペイン思想研究者。1939年北海道帯広市生まれ。2歳から引き揚げまでの5年間を旧満州で暮らす。1961年上智大学外国語学部イスパニア語学科在学中にイエズス会に入会。6年間の修道生活の後、1967年同会を退会、還俗する。同年上智大学文学部哲学科卒業。1971年清泉女子大学講師、助教授を経て、1982年教授となる。1984年常葉学園大学(現・常葉大学)でスペイン語学科の草創に参加。1989年東京純心女子短期大学・東京純心女子大学(現・東京純心大学)教授。その間、講師として専門のスペイン思想、スペイン語を東京外国語大学、駒澤大学、法政大学、早稲田大学などの大学でも教える。2002年、定年を前に退職、病身の妻を伴い福島県原町市(現・南相馬市)に転居。以後16年にわたり、富士貞房(ふじ・ていぼう、fuji-teivo、――スペイン語のfugitivo「逃亡者」にちなむ)の筆名で「モノディアロゴス(Monodiálogos: ウナムーノの造語で「独対話」の意)」と題したブログを死の4日前まで書き続けた。担当科目はスペイン思想、人間学、比較文化論、スペイン語など。作家の島尾敏雄は従叔父にあたる。2018年12月20日、宮城県立がんセンターで死去(享年79)。
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