緊急のお知らせ

実は三日ほど前から珍しく風邪引きまして、いま治りかけですが、いろいろ支障を来たしております。そのうちの一つが、なんと明朝のことになりますが、鎌倉さんたちが作った番組のことをお知らせするのがギリギリ今なってしまったことです。一週間後に再放送がありますが、念のため予約録画などしていただければ確実です。それからついでになりますが実は先日韓国EBSテレビの取材を受けた番組が昨夜放送されたようです(これも27日に再放送あり)。私はゆうちゅーぶで予告編「하나뿐인 지구(Our sole earth) – ‘원전과 생존, 후쿠시마를 가다’」を見ただけですが。これもいずれDVDで頂くことになっているので、その時改めてご披露します。では皆様くれぐれもお風邪など召しませぬように。

皆様
ご無沙汰しております。3~4年ほどから、「クロスロード・オキナワ」「オキナワとグアム」など沖縄関連>の番組を4本ほど出して来ましたが、継続したい沖縄取材のひとつの番組として、今回は、「こころの時代」という早朝の番組で、違う角度から沖縄を勉強させていただきました。
 御出演いただいた牧師の平良修さんは、沖縄の日本復帰前1966年、当時の沖縄を「支配」していたアメリカ軍人の高等弁務官の就任式で、牧師として「神よ。これが最後の高等弁務官になりますように」「高等弁務官をして100万の沖縄市民の前に頭を垂れさせよ」と祈った人物です。
 以来、現在に至るまで、一貫して反基地反戦運動に、牧師と教会の「公務」として取り組んでおられます。
 ご知己の皆様、ご興味がある皆様、ご友人などにも、是非お伝えください。
 こころの時代『イエスと歩む沖縄~牧師・平良修~』
>【関連HPをご覧ください→】
http://www4.nhk.or.jp/kokoro/x/2013-12-22/31/4998/

【放送日】12月22日(日)あさ5:00~6:00
【再放送】12月28日(土)ひる13:00~14:00(予定)
*本放送(12月22日)は、朝5時からの大変早い時間ですので、録画などしてい>ただき、是非ご覧ください。
 鎌倉英也 NHK専任ディレクター
  制作局文化福祉番組部

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佐々木 孝 について

佐々木 孝(ささき たかし、1939年8月31日 – 2018年12月20日)は、日本のスペイン思想研究者。北海道帯広市生まれ。2歳から引き揚げまでの5年間を旧満州で暮らす。1961年上智大学外国語学部イスパニア語学科在学中にイエズス会に入会。5年半の修道生活の後、1967年同会を退会、還俗する。同年上智大学文学部哲学科卒業。1971年清泉女子大学講師、助教授を経て、1982年教授となる。1984年常葉学園大学(現・常葉大学)でスペイン語学科の草創に参加。1989年東京純心女子短期大学・東京純心女子大学(現・東京純心大学)教授。その間、講師として専門のスペイン思想、スペイン語を東京外国語大学、駒澤大学、法政大学、早稲田大学など他大学でも教える。2002年、定年を前に退職、病身の妻を伴い福島県原町市(現・南相馬市)に転居。以後16年にわたり、富士貞房(ふじ・ていぼう、fuji-teivo、――スペイン語のfugitivo「逃亡者」にちなむ)の筆名で、専門のスペイン思想研究を通じて確立した人文主義者としての視点から思索をつづったブログ「モノディアロゴス(Monodialogos: ウナムーノの造語で「独対話」の意)」を死の4日前まで書き続けた。担当科目はスペイン思想、人間学、比較文化論、スペイン語など。作家の島尾敏雄は従叔父にあたる。 2018年12月20日、死去(享年79)
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緊急のお知らせ への1件のコメント

  1. 阿部修義 のコメント:

     平良修牧師の人生の中で高校時代に国仲寛一牧師との出会いが生涯の進むべき方向を決める大きな契機になられたんだと私は思います。国仲牧師は四十一歳という若さで亡くなられますが、その人生は宮古島でハンセン病で差別待遇されてきた弱い立場の人たちに生活物資を支援されたり、その人たちと賛美歌を共に歌いながら生きる希望を与え続けられました。平良牧師は国仲牧師の遺志を継がれ、アメリカ留学の際に目の当たりにした黒人公民運動から、教会のあり方を特権階級の側にあるのではなく、理不尽な権力に人生を踏み躙られる人たちに常に寄り添うものでなければならないという確固たる存在として位置づけられました。そのことが、沖縄の反基地反戦運動への命がけの執念と行動を支えているのでしょう。昨年、徐氏が「こころの時代」で紹介された東海林勤牧師の時にも感じたことですが、イエス・キリストに倣いて、小さき者、弱い立場の人たちと同じ目線に立って、その人たちの代弁者として生きる姿勢に感動を覚えました。そして、人生の中で、本物の人との出会いがいかに大切なことかを改めて私は感じました。

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