明治大学名誉教授 立野正裕 先生からいただいた言葉を、ここにご紹介し、父に捧げたい。また息子の私から改めて言っておきたい。何も負い目がない(ここを強調しておく)、「逃げも隠れもしない」(父は最後、自分の人生をそう語っていた)ありのままの自分という地点から、父は、原発禍をはじめとする社会問題に、時に強い意見を発していた。常に根源的な視点から物事の核心を語っていた。生と死を深く見据えたうえでの率直な言葉だった。貫いた「魂の重心を低くする」という姿勢もそういうことである。
佐々木先生の日常そのものが、近代と現代の文明のまやかしに対する根底的な批評にほかなりませんでした。
先生の日々の生活が、人間の生活そのものの実現でありながら、現代の人々の目にはなにか奇異なものに映っていたとすれば、まさにそこに現代人の済度しがたい倒錯があるのです。
現代において人間が思想と信条を日々の生き方に生かすとはどういうことか。その一番大事なことを先生からおしえられてきました。ただただ敬愛の念あるのみです。
立野正裕先生のまことに正鵠を得たコメントを、一緒に喜びたいと思います。
ありがとうございます。
敬愛する師、呑空庵主 佐々木孝先生のお別れの報接したのは2018年12月、普天間基地そばの小さな部屋の二段ベッドで横になっていた時のことでした。沖縄からすぐにでも南相馬の呑空庵を訪ねようと思っていた矢先の出来事でした。
今、covet-19の状況下、閉塞したこの世にあって、聴きたいのは庵主の言葉。孝先生が、2011年にただひっそりとモノディアロゴスしていた日々。あの時の思想を文字で追いかけています。
今日、ふと、久しぶりに訪れたHPモノディアロゴス。あー、やっぱり先生は私にメッセージをくださった。改めて、このオルテガ『大衆の反逆』新約・完全版を手にとろうと想う。先生に会いたい。
スペルミスを訂正します。
covit-19です。すみません。
佐々木さん、この場をお借りして守口さんにご挨拶をさせて下さい。
守口さん、こんにちは。ご無沙汰しています。今月、拙著を上梓しました。そのなかで満州開拓団に関する守口さんからのコメントを、そのままお名前とともに収録させていただきました。感謝と事後承諾のかたちとなったことへのお詫びとを、この場で申し述べさせていただきます。どうぞご了承をお願いいたします。ありがとうございました。今後もご教示を。
立野正裕
朝日新聞の記事を読んで本を買わなければ、と思っていますがまだ果たせていません。近々には、と思っております。
ところで、小さなことを済みません。COVID-19だと思います。diseaseのdです。
豊田様
スペルミスの訂正ありがとうございます。おっちょこちょいの私です。助かります。佐々木あずさ拝