佐々木は同じように、原発事故を受け、東北のみならず日本とは何か、東北と日本の再生はいかにして可能かを模索した。佐々木の目に、事故の原因究明はもちろん、そこに至った日本の近代を徹底的に問い直すことなく、目をそらす日本の現状は嘆かわしいものだった。
宇野重規
岩波書店の雑誌『図書』10月号の巻頭言で、宇野重規先生(東京大学社会科学研究所教授。『大衆の反逆』の解説をご執筆)が、父についてご寄稿くださいました(「福島の哲学者とオルテガ」)。
福島の哲学者とオルテガ
【追記】WEBマガジン「たねをまく」でも、巻頭言を含むその他の読み物が閲覧できます。
岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」
早速「図書」の宇野氏のコメントを読みました。佐々木孝氏の全体像把握を示した上で、新「大衆の反逆」への道しるべをつけてくださっていること、何とも嬉しい文章でした。日本の新政権の本音が露見し始めたいままさにこの時、広く読まれてほしいと願わずにいられません。
淳さん、力づけられますね!
守口さま、コメントに感激しております。今週に入り、ちょっと母が危なかったのですが、少しずつ快方に向かっています。守口さまご夫妻がいつも見守ってくださることに力づけられました。どうか奥さまをはじめ皆さまのご健勝を心よりお祈りしております。