1965年4月26日の日記


4月26日

  主よ、私を助けて下さい。将来どんな仕事につこうとも今やっている勉学が基礎となります。人間的な野望にあおられてではなく、御身の御名の光栄と己が完徳、隣人の救いのために役に立つ学識を身につけることができますよう、お助け下さい。
   哲学の勉強が始まってから二週間あまり、少しずつおぼえていくのでしょうが、目標を失わなわぬよう、常に導いて下さい。
   自分の将来について、他人に話すことはやめよう。ただ黙々と勉強し、主の照らしを心待ちにしよう。
文学、哲学、それがどうだ?というのだろう。あのドブのにおいのする労働者の町で、実感したあの感覚、あるいは思想のようなものはどこにいったのであろう。

   Muchas veces me mueven pensamientos de ir a los estudios de esas partes, dando voces, como hombre que tiene perdido el juicio, y principalmente a la Universidad de París, diciendo en Sorbona a los que tienen más letras que voluntad para disponerse a fructificar con ellas, cuántas almas dejan de ir a la gloria y van al infierno por la negligencia de ellos.

(S. Francisco de Xavier)

 疑問

  1.  オルテガ・イ・ガセットを勉強する必要があるだろうか。YES NO
  2.  日本の文学を特に深く、(文学史的な知識ではなく、心情とその問題の所在をたしかめるために)読み進める必要性。
  3.  日本の思想家を深く勉強する必要。
  4.  カトリックの真正な思想家を一人選んで、それを徹底的に勉強する必要。
      聖アウグスチヌスは一番良いのではないか。
  5.  スペイン語を使っては、
      特に聖イグナチオ、フランシスコ、テレジアを研究する方が得策。
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