掃除機を下で使うたびに運ぶのは不便なので、昼前、美子とケーズ電気に新しい掃除機を買いに行った。小さいながら550ワットの仕事量(?)という。今までものも相当な力だったがそれでも400ワット。下の掃除に威力を発揮してくれるだろう。実はバッパさんが以前買わせられたという30何万の掃除機、なんとか使おうとしたのだが、なにせでか過ぎる。たぶん説明書も紛失したと思うが、このまま使わずに置いておくのももったいないので、バッパさんと相談して、どこかの施設にでも寄付した方がいいだろう。
掃除機のほかにも、玄関と二階を繋ぐインターホンを買ってきたのだが、玄関から家の中のコンセントまでの配線は、素人では無理なので、明日あたりT電気店に工事してもらうことにした。今のままだと、玄関先に客が来てもまったく感知できず、バッパさんの応対ももはや無理になってきたので、どうしても必要になったのである。
午後、もう三ヶ月以上も連絡の無いH氏に思い切って電話。体を悪くしたのだろうか、などと心配していたのに、電話口にけろっとして出てきやがった。しかし聞いてみると勤め先のS女子大のすったもんだに巻き込まれて、今日が久しぶりの休みということらしい。乗りかかった船でどうにも抜け出せないらしい。どこの大学も内部はがたがたなんだろうな、と思う。ともあれ、『人間学紀要』の原稿を送ってもらうことと、『青銅時代』へのこちらの原稿も送るということで話がついた。
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※本文中の太字、朱書き、アンダーライン、マーカー等の処理はすべて、死後、息子によって為されたものです。
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