なんとも間が悪いことに、夕食時のテレビ画面で、またもや白人警官による黒人への暴行現場のフィルムを見てしまった。イラク駐留アメリカ軍の総司令官だったかがヒスパニックのサンチェスだったり、大統領報道官が黒人女性のライスだったり、いやいやもっと上にはパウエルさんがいたっけ。でもだまされてはいけない。パウエルさんの場合もそうだが、後ろで操っているのは、ネオコンだかポプコンだか、要するに戦闘的で単細胞の白人たちだ。「戦闘的で単細胞の」という形容詞は、マイケル・ムーア風に言い換えれば「アホで間抜けな」となるが、しかしもっと正確に言えば「根っからの差別主義者で陰険な」輩(やから)なのだ。
芸能界やスポーツ界で黒人やヒスパニックが活躍していることにだまされてはいけない。つまりそこはごまかしようもない実力の世界だからこその現象で、金や血筋が幅を利かせる(つまりこれが “世間” というものだが)では、心情的には KKKとほとんど変わらない白人たちが今も隠然たる勢力を誇っているのだ。こんなアメリカ(もっと正気のアメリカがあることは救いだが)に尻尾を振っている馬鹿な小泉、もっと恥を知れ!!!
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※本文中の太字、朱書き、アンダーライン、マーカー等の処理はすべて、死後、息子によって為されたものです。
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