暗くいじけた情熱

たぶんお気づきかも知れませんが、昨日からつい先ほどまで、どこかの愚か者が、性懲り無くブログ荒らしをしています。私は本来、人間性善説に立つものですが、しかし世の中には、例えば恥知らずにもヘイトスピーチを繰り返す不思議な輩が存在します。今回のブログ荒らしも、何が楽しくて他人の言論を邪魔するのでしょうね。■がそのうち、その正体を突き止めてくれると思いますが、ともかくその執拗さに辟易してます。
 匿名でしか発言できない、それも意味のない他人のメッセージを繰り返すだけで、面と向かっては何も言えない暗いいじけた情熱。そんなことに貴重な時間をつぶさないで、もっと自分のためになることに時間を使っては?

★ 21日朝の追記
右のコメント欄にさっそく上出さんが駆けつけてくれましたので、ブログ荒らし君の目にとまるように、そっくり本欄に移しておきます。

上出勝 のコメント:
2016 年 6 月 21 日 10:03
佐々木先生
プロバイダ制限責任法という法律があって、発信者の特定を求めることが可能です
荒らしの内容によっては、名誉毀損罪、侮辱罪、偽計業務妨害罪等が成立する可能性があります。
もちろん民事訴訟も起こせます。
記録は保存しておいた方がいいです。念のため印刷しておくといいです。
こういうろくでもない人は何を言ってもしょうがないですね。
知性というものがありませんから。法的手続を取るのが一番いいかと思います。

fuji-teivo のコメント:
2016 年 6 月 21 日 11:16
上出 勝様
弁護士先生からのさっそくのご助言、心強いです。今回のものは都合20回ほど、でたらめのEメールアドレスを使って、どこかから借用したと思える意味のない英文やスペイン語文をコメント欄に入れての投稿でしたが、どう考えても同一犯のようでした。しっかり記録保存するようにします。
ところで沖縄行きのお疲れはとれましたか。今度の参院選は現政権側の改憲や原発推進の争点を隠してのこ狡い戦法が見え見えですが、初めて投票権を行使する若い人たちがどう判断するか、全く予断を許しませんね。私としては祈りを込めて平和菌をばらまくしか手がありませんが。

アバター画像

佐々木 孝 について

佐々木 孝(ささき たかし、1939年8月31日 – 2018年12月20日)は、日本のスペイン思想研究者。北海道帯広市生まれ。2歳から引き揚げまでの5年間を旧満州で暮らす。1961年上智大学外国語学部イスパニア語学科在学中にイエズス会に入会。5年半の修道生活の後、1967年同会を退会、還俗する。同年上智大学文学部哲学科卒業。1971年清泉女子大学講師、助教授を経て、1982年教授となる。1984年常葉学園大学(現・常葉大学)でスペイン語学科の草創に参加。1989年東京純心女子短期大学・東京純心女子大学(現・東京純心大学)教授。その間、講師として専門のスペイン思想、スペイン語を東京外国語大学、駒澤大学、法政大学、早稲田大学など他大学でも教える。2002年、定年を前に退職、病身の妻を伴い福島県原町市(現・南相馬市)に転居。以後16年にわたり、富士貞房(ふじ・ていぼう、fuji-teivo、――スペイン語のfugitivo「逃亡者」にちなむ)の筆名で、専門のスペイン思想研究を通じて確立した人文主義者としての視点から思索をつづったブログ「モノディアロゴス(Monodialogos: ウナムーノの造語で「独対話」の意)」を死の4日前まで書き続けた。担当科目はスペイン思想、人間学、比較文化論、スペイン語など。作家の島尾敏雄は従叔父にあたる。 2018年12月20日、死去(享年79)
カテゴリー: モノディアロゴス パーマリンク

暗くいじけた情熱 への3件のフィードバック

  1. fuji-teivo のコメント:

    上出 勝様
     弁護士先生からのさっそくのご助言、心強いです。今回のものは都合20回ほど、でたらめのEメールアドレスを使って、どこかから借用したと思える意味のない英文やスペイン語文をコメント欄に入れての投稿でしたが、どう考えても同一犯のようでした。しっかり記録保存するようにします。
     ところで沖縄行きのお疲れはとれましたか。今度の参院選は現政権側の改憲や原発推進の争点を隠してのこ狡い戦法が見え見えですが、初めて投票権を行使する若い人たちがどう判断するか、全く予断を許しませんね。私としては祈りを込めて平和菌をばらまくしか手がありませんが。

  2. 上出勝 のコメント:

    佐々木先生

    アラシはおさまったでしょうか。

    『ネットと愛国』の著者の安田浩一さんに、あるブログに対してヘイト攻撃を繰り返していた男が特定され直撃取材をし、その後逮捕され起訴される判決が出るまでレポートしたものがあります。私はヘイトスピーチについては、政治の問題というより「社会病理」の問題ではないかと思っているんですが、この本を読んでもヘイトスピーカーの「病理」を感じました。
    3年程前、反ヘイトスピーチ新宿大行進という3000人規模の集会・デモに参加したことがありますが、一部のヘイトスピーカーがそのデモに「抗議」しに来ていましたが、やはり病的なものを感じましたね。

    先日の沖縄の県民大会が終わって帰る時、会場周辺を日の丸と星条旗を掲げた車で「街宣」している人が一人おりましたが、何を言っているのかわからず、やはり病的なものを感じました。私の前を歩いていたおじいさんがその男に向かって、指で頭を指し、「くるくるパー」をやっていまして、笑ってしまいましたが。。。

    集会の航空写真をご覧になったかと思いますが、陸上競技場の周りの樹木の下にも大勢の人がいました。私もそうでしたが、とにかく熱かったのです。写真には写っていませんが、樹木の下にいる人だけで1万人くらいはいたのではないかと思います。
    大変な人出で帰りは宿まで歩いて帰りました。炎天下4キロくらい歩いたと思います。健康にはいいのですが。

    ところで、私が宿泊していたウィークリーマンションは安里というところにあるのですが、この安里は沖縄戦の大激戦地でした。アメリカ側の資料では、この安里の戦闘で米兵3000名が精神に異常を来したそうです。
    道を挟んだ向こう側には栄町市場というところがあり、夜は飲み屋が出るので私は毎晩ここで飲んでしましたが、実は、県立高女と県立師範学校女子部の校舎がここにあったのです。そうです、ひめゆり部隊の女学生はここで学んでいたのです。戦後、ここに市場を開き、復興の願いを込めて「栄」としたとのことです。ひめゆりの事務局は今もこの市場の中にあります。
    今は、のんびり猫が昼寝しているようなところですけど。。。

  3. アバター画像 fuji-teivo のコメント:

    上出さん
     上出弁護士の名前を前面に出しましたら、その後ピタリと嫌がらせは止まりました。現金なものですね。
     それにしても英国のEU離脱、そして我が国の改憲勢力の三分の二越えなど、いやな情勢になってきました。でも歴史を振り返るともっと危険で絶望的な状況を克服、いや少なくとも乗り越えてきたんだ、と思うことにしてます。
     あゝ沖縄、昨日、塹壕というか洞穴の入り口の幼い二人の幼児の写真を見て涙が止まらなくなりました。本土の人間は長い間沖縄を犠牲にしてきました。借りはこれから絶対に返さなければなりません。
     そのうちご紹介しますが、わが生まれ故郷の十勝から、一人有力な仲間・宿主が増えたこともあり、元気を奮い起こして頑張るつもり。
     ともかく声を出したり動いたりしなければだめですね。と言って私はその両方ともできずに、一人せっせと平和菌をひり出すだけですが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください