昨夜のテレビ番組の再放送情報が松本恵子さんから寄せられましたのでお知らせします。
「9月6日(木)午前1時から再放送するようです。深夜です。9月5日(水)25時と表記した方が間違わないかもしれません。
下記ネットで見つけ、NHKに電話して確認しました。
https://www6.nhk.or.jp/special/sp/index.html
ただ、近くなってから再確認してください、とのことです。」
以上です。恵子さんありがとう。
佐々木 孝 について
佐々木 孝(ささき たかし、1939年8月31日 – 2018年12月20日)は、日本のスペイン思想研究者。北海道帯広市生まれ。2歳から引き揚げまでの5年間を旧満州で暮らす。1961年上智大学外国語学部イスパニア語学科在学中にイエズス会に入会。5年半の修道生活の後、1967年同会を退会、還俗する。同年上智大学文学部哲学科卒業。1971年清泉女子大学講師、助教授を経て、1982年教授となる。1984年常葉学園大学(現・常葉大学)でスペイン語学科の草創に参加。1989年東京純心女子短期大学・東京純心女子大学(現・東京純心大学)教授。その間、講師として専門のスペイン思想、スペイン語を東京外国語大学、駒澤大学、法政大学、早稲田大学など他大学でも教える。2002年、定年を前に退職、病身の妻を伴い福島県原町市(現・南相馬市)に転居。以後16年にわたり、富士貞房(ふじ・ていぼう、fuji-teivo、――スペイン語のfugitivo「逃亡者」にちなむ)の筆名で、専門のスペイン思想研究を通じて確立した人文主義者としての視点から思索をつづったブログ「モノディアロゴス(Monodialogos: ウナムーノの造語で「独対話」の意)」を死の4日前まで書き続けた。担当科目はスペイン思想、人間学、比較文化論、スペイン語など。作家の島尾敏雄は従叔父にあたる。 2018年12月20日、死去(享年79)
番組の中で、こんな言葉が強く印象に残りました。
「恐怖心を笑顔で隠すことがサーカスの真髄」
四男の嵐君とすぐ下の妹サクラちゃんの小学校生活の出会いと別れを中心に、新しいことへの挑戦と短い中でも育まれた子供たちの友情と哀愁を爽やかな家族愛を通して描かれていました。嵐君がイカリオスという曲芸に悪戦苦闘しながらも、失敗したらもう一度トライすれば良いと淡々と言い放った言葉に小さいながらもサーカスの道で食べていく覚悟のようなものを感じます。番組の最後で、悩んだときにこの家族を思い出してくださいと言ったいました。何事も新しいことをやるにはちょっとした勇気が必要なこと。失敗や挫折をしたら明るくもう一度トライすること。まさに、サーカスの真髄は私たちの人生にも通じるものだと思いました。ご紹介ありがとうございます。