景気の悪い近況ご報告

このところブログを書かないので、もしやご心配かけているかも知れませんが、なんとか無事に日を送ってます。ただ例の皮膚炎、特に腕や首筋が悪化してつらいことはつらいです。市販の塗り薬は、やはり返って症状を悪化させたようで、今はばんのう酵母君を気休めで塗っているだけで、ひたすら自然治癒に期待をかけています。
 むかしならペニシリン軟膏があればどんな傷でも炎症でも治せたのに、今じゃ生活用品、特に食品に雑多な添加物が混入して副作用が出るようになったからでしょうか、ペニシリン軟膏は禁止薬品になっているようです。
 でも美子は相変わらず元気なのが救いだ。朝晩二回の胃婁の世話やら日に三度のおしめ交換などいつもの世話をすることで、私自身どれだけ助かっていることか。先月の月一の往診の時には夫婦そろってインフルエンザの予防注射をしてもらったし、最近は風邪で熱を出すこともなくなった。これもひとえに日に二缶のエンシュア様々のおかげ。いやもちろん土日以外毎日来て下さる優しい訪看さんたち、毎金曜入浴サービスをして下さるヘルパーさんたちのおかげであることは言うまでもありません。
 塗り薬の対症療法ではだめで体質改善を目指さなければ、と例の米のしずくタブレットを食べ始めてから一月過ぎたがまだ何の効果も出てません。さらに明日からはアレルギー体質・皮ふ炎に効くという澄肌漢方堂の薬を飲むつもりだが、さてどうなることやら。でも皮膚炎ごときに負けてたまるか、と日に何度か自分に向かって気合を入れてます。頑張ります。

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佐々木 孝 について

佐々木 孝(ささき たかし、1939年8月31日 – 2018年12月20日)は、日本のスペイン思想研究者。北海道帯広市生まれ。2歳から引き揚げまでの5年間を旧満州で暮らす。1961年上智大学外国語学部イスパニア語学科在学中にイエズス会に入会。5年半の修道生活の後、1967年同会を退会、還俗する。同年上智大学文学部哲学科卒業。1971年清泉女子大学講師、助教授を経て、1982年教授となる。1984年常葉学園大学(現・常葉大学)でスペイン語学科の草創に参加。1989年東京純心女子短期大学・東京純心女子大学(現・東京純心大学)教授。その間、講師として専門のスペイン思想、スペイン語を東京外国語大学、駒澤大学、法政大学、早稲田大学など他大学でも教える。2002年、定年を前に退職、病身の妻を伴い福島県原町市(現・南相馬市)に転居。以後16年にわたり、富士貞房(ふじ・ていぼう、fuji-teivo、――スペイン語のfugitivo「逃亡者」にちなむ)の筆名で、専門のスペイン思想研究を通じて確立した人文主義者としての視点から思索をつづったブログ「モノディアロゴス(Monodialogos: ウナムーノの造語で「独対話」の意)」を死の4日前まで書き続けた。担当科目はスペイン思想、人間学、比較文化論、スペイン語など。作家の島尾敏雄は従叔父にあたる。 2018年12月20日、死去(享年79)
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景気の悪い近況ご報告 への3件のフィードバック

  1. 阿部修義 のコメント:

     先生が皮膚炎で悩まれてから九か月ですから本当に困ったものです。外的な原因がはっきりしているものなら、例えば虫刺されとかウルシなどの草木かぶれであれば適切な塗り薬で一週間ぐらいで治るんでしょう。しかし、これだけ長いのであればアレルギー性のものなんだと私にもわかります。アレルギー性の疾患は、やはり複雑な要因が重なって発症するため慢性化しやすく治りにくいものです。じんましんなども慢性じんましんになると極めて治癒するのが難しいと聞いたことがあります。遠回りなようでも「体質改善」を地道に励行されるのが良いと私も思います。しかし、痒いのはなかなか我慢できないですから、それが一時的なものでもかゆみ止めを患部に使ってください。美子奥様もお元気ですし、介護も順調ですからあとは皮膚炎だけです。しかし、私が先生の立場でしたら自分が納得するまで、あらゆる皮膚科をくまなく回ってしまうと思います。

  2. アバター画像 fuji-teivo のコメント:

    阿部修義様
     ご心配をおかけします。私も二か所で診てもらいましたが、処方された塗り薬など全く効果がなく、そのうちネットで見た限りではあらゆる皮膚科に診てもらっても一向に治らないという経験者がゴマンといるようです。美子の介護で家を長時間留守に出来ないこともありますが、皮膚科巡りは早々に諦めました。治すより慣れろ、と今や長期戦覚悟です。ともあれご心配ありがとうございます。

  3. 阿部修義 のコメント:

    貞房先生

     都内なので先生は美子奥様の介護がありますから来れないのはわかりますが、巣鴨さくらなみき皮膚科の女医さんで優秀な方を知ってます。私も診療してもらったこともありますし、皮膚科関係はここでと決めています。光線療法も活用しているようです。ご参考まで。先生の皮膚炎が治癒されるのを祈っています。

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