どうも事態をあまく見ていたようだ。ここ数日の間に、美子も私も足首から脛にかけて虫に食われた跡が急に増えた。これはちょっと変だと朝食後あわてて居間のじゅうたんを調べてみると、蚤が跳ねている!!! 助けてくれー!!!
先日買っていたバルサンを焚いて、美子とクッキーは別の部屋に避難。これで一安心。私は歯医者に。ところがである。昼食後、何気なく机の近くを見てみると、またもや蚤が跳ねている!!! バルサンでは死ななかったらしい。畳に刺して薬を撒くスプレーとか、とりあえず脛に吹き付ける虫除けスプレーとか、いろいろ虫退治のグッズを買ってくる。昨年夏はこんなことなかったのに、今年の異常気象で、玄関脇の樹に毛虫が大量に発生したように、蚤とダニが異常発生したのか。こんなこと今まで経験したことがなく、夜遅くまでそれこそ蚤取り眼でじゅうたんの上を調べる。まだ長い毛足の中にもぐりこんでいる奴がいるようだ。明日は朝からじゅうたんの掃除だ。
娘が明日から五泊六日の予定で帰ってくる。なにかいい話をお土産にするから、というメールがあり、老夫婦、この話がなかったら、蚤とダニのことで発狂していたかも知れない。それにしてもいい話とは? 過剰な期待は、外れるとダメージが大きいので、あんまり期待しないようにしよう。それにしても蚤とダニ、もうかんべんしてください。
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※本文中の太字、朱書き、アンダーライン、マーカー等の処理はすべて、死後、息子によって為されたものです。
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