さて宿題が残っていたったけ。あの鉤の手にまがった六角形の工具を何て言うのか。平凡社の百科事典で「ねじ回し」を見たが出ていない。本当はこういった疑問に答えてくれる事典のようなものが日本語でもあるのかも知れないが、残念ながら手元にはない。それで過去に何回か世話になった Duden の絵入り事典スペイン語版を調べてみた。スペイン語でねじ(ボルト)は tornillo、ナットは tuerca と言う。しかしどちらを引いてもなかなか見つからない。それならいっそのこと工具(herramienta)で調べてみよう。するとあった、絵が。la llave para tuercas hexagonales、つまり六角形ナット用のスパナまたはレンチということであろう。今度はスパナで平凡社百科事典を調べてみたら、ようやく「六角棒スパナ」と出ていた。今度買ったそれは、直径2ミリくらいのものから直径7ミリくらいのものまで六本のセットだが、もちろんこれ以上に大きなものもあるのだろう。
でもこんなことを時間をかけて調べられるのもよほど暇だからだろうな。六角棒スパナか、なるほど。
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※本文中の太字、朱書き、アンダーライン、マーカー等の処理はすべて、死後、息子によって為されたものです。
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