菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、安全保障関連法案に反対する大規模デモについて「一部の野党やマスコミから戦争法案だとか徴兵制の復活などの宣伝もされ、大きな誤解が生じていることは極めて残念だ。政府として、誤解を解く努力をしっかり行っていきたい」と述べた。(時事通信)
さてもし私に絵心があれば(絵心はあるが技術が無いのだーっ)この菅官房長官のとんでもない間抜け面を思い切り戯画化するのだが、残念! それにしても一昔前までは、こうしたバカ丸出しの政治家に痛棒を食らわせる漫画家が手薬煉(てぐすね)引いて待っていて、即座に餌食にしたのだが、最近は(と言って各紙を購読をしていないので断言は出来ないが)そんなことは滅多に無いのはなんとも寂しい限りだ。
実は書こうと思っていたことが二、三あったのだが、この官房長官のコメントを見て一気にロートル湯沸かし器が沸点に達してしまってそれどころではなくなってしまった。それにしてもなんだろうこの菅という政治家。よくもぬけぬけと戯(たわ)けたことをおっしゃいましたなー。それが本心からだとしたらとんだ間抜けだし、内心の狼狽を糊塗するためだとしたら、四流時代劇の腹黒家老を地でいってますなー。
どちらにしてもこんな政治家が言いたい放題とは、まっことこの国はどうなってるんだろう。いまの政治家、国民を舐め切ってます。そうした妄言を粛々とメモって記事を書いたり放送したりするジャーナリストたちよ、悔しくないのか? 報道の中立性? いやさ、その悔しさ、怒りを行間に滲ませたり、さりげなく疑問符を紛れ込ませたり…そこを何とか工夫するのがプロっちゅうもんじゃないか? なにっ、長官の言葉に何も感じない? あっそう、それじゃ話にならんばい。やめようっと。
健康に悪いので、この辺で今日は止めておきます。