あゝ朝から胸糞悪い。今日の「朝日」が伝えるところによれば、先ごろ中国広東省珠海市のホテルに宿泊した日本企業の社員185 名が、会社側担当者が一括払った380万円の金で、買春行為に及んだという。もっとも、上海紙の報道によれば、となっているが、どうも本当のことらしい。スケベな個人がなんとか才覚を働かせて一夜のアヴァンチュールを試みたというならまだ許せる。いや、これさえ許すつもりはない。そんなものはアヴァンチュールの名にも値しないからだ。札びら切ってのたんなる排泄行為だからだ。
いや最低だと思うのは、まるで蟹料理のコースに群がる観光客のように、安い金で買春しようとするその根性の汚さである。そういうさもしい野郎が、頬っぺた赤くした善人面でそこらにうようよいるのがわが日本だと思うと、心底心が冷えてくる。その夜のパーティーに参加した300人のうちの185人ですから、こりゃーもうあんた、相当な率でっせ、ほんまに。この際、中国側に「供給」があったなんて、ぜんぜん言い訳になりません。あーやだやだ、こんな国。女子バレーの応援のあほらしさと、こりゃー陸続きだべ。
それにしても「朝日」の記事、小さすぎる。至急事実を確かめて、もし事実なら、一面ぶち抜きくらいの報道せーや。そうしないと、もしかして朝日の社員旅行もその手のこと普段からやってるかも、なんて疑われっとー。
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※本文中の太字、朱書き、アンダーライン、マーカー等の処理はすべて、死後、息子によって為されたものです。
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