一昨日の「島尾敏雄を読む会」の参加者の一人に、新妻三男という人が書いた『相馬方言考』という本が、もしかすると原町駅前の弘文堂という本屋さんにあるかも知れない、と教えられたので、念のため午後行ってみた。福島県や相馬地方についての本が並べられている書棚を見ていくと、なんとあったではないか。昭和五年初版(謄写刷り、五十部)を改訂したもので(平成十年、第三版)、大判で236ページの軽装本である。値段を見ると、消費税別の3,000 円。この掘り出し物をさっそく購入。
家に帰ってきて、念のため「日本の古本屋」で検索してみると、なんと!同じ改訂版が4,500円と10,500円で出ていた。つまり古本の方が高くなっていたわけだ。ということは、わが町の愛すべき本屋さんは、古い本を古本屋さん以上に大事に新本として商っているということか。
著者の新妻氏は明治35年生まれ(相馬中村)で、地元で長らく教員をしていた人(最後の勤め先は相馬高校)らしい。「相馬弁保存会」の■さんはもちろんこの本のことを知っているだろう。
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※本文中の太字、朱書き、アンダーライン、マーカー等の処理はすべて、死後、息子によって為されたものです。
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