突然のお願い

このブログで既に何回かご登場願っている映像作家ゴンサロ・ロブレードさんの友人でスペインの現代美術家ホセ・マリア・シシリア(José-María Sicilia)さんが、皆さんのご協力を得て、日本で展示予定の作品を制作しようと計画しています。
 スペインを代表する美術家シシリアさんは1999年にタマダプロジェクトで近作展(1990-1999)を行い、2008年には長崎県美術館で近年の作品を集めた個展を開催しています。さらにDIC川村美術館、神奈川県立美術館葉山館でも展覧会開催の予定です。
 ご協力願うのは、下記の3つの簡単な質問に答えていただくことです。出来るだけ多くの方のお答えで作品を完成させたいと思っています。既に今回の震災での津波の画像や音声を使って作品を制作しました。

  
Question

  1. あなたの人生で最初の記憶にある映像(イメージ)または音は何ですか?
  2. その映像または音を思い出せる限り詳しく描写してくださいませんか。
  3. その映像または音に関係する記録などをお持ちですか?

※ なお上記の質問をあなたのお知り合いやご友人に転送し、たくさんのお返事がいただけることを作家は希望しております。
※ 上記の質問に対するお返事は、以下のスペイン現地事務所に直接Eメールで送っていただくか、あるいはタマダプロジェクト宛にEメール、ファックスまたは郵便でお送りいただければ幸いです。

  • スペイン現地事務所担当
    (Ms)*******
    E-mail: *******
  • 日本代理事務所/代表: *******
  • NPOアートシンクタンク Arts Public
  • タマダプロジェクトコーポレーション(Museum of Tamada Projects)
    〒***-**** 東京都*******
    Tel: *******
    Fax: *******
    E-mail: *******

以上です。よろしくお願いいたします。

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佐々木 孝 について

佐々木 孝(ささき たかし、1939年8月31日 – 2018年12月20日)は、日本のスペイン思想研究者。北海道帯広市生まれ。2歳から引き揚げまでの5年間を旧満州で暮らす。1961年上智大学外国語学部イスパニア語学科在学中にイエズス会に入会。5年半の修道生活の後、1967年同会を退会、還俗する。同年上智大学文学部哲学科卒業。1971年清泉女子大学講師、助教授を経て、1982年教授となる。1984年常葉学園大学(現・常葉大学)でスペイン語学科の草創に参加。1989年東京純心女子短期大学・東京純心女子大学(現・東京純心大学)教授。その間、講師として専門のスペイン思想、スペイン語を東京外国語大学、駒澤大学、法政大学、早稲田大学などの大学でも教える。2002年、定年を前に退職、病身の妻を伴い福島県原町市(現・南相馬市)に転居。以後16年にわたり、富士貞房(ふじ・ていぼう、fuji-teivo、――スペイン語のfugitivo「逃亡者」にちなむ)の筆名で、専門のスペイン思想研究を通じて確立した人文主義者としての視点から思索をつづったブログ「モノディアロゴス(Monodialogos: ウナムーノの造語で「独対話」の意)」を死の4日前まで書き続けた。担当科目はスペイン思想、人間学、比較文化論、スペイン語など。作家の島尾敏雄は従叔父にあたる。 2018年12月20日、宮城県立がんセンターで死去(享年79)。
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