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※本文中の太字、朱書き、アンダーライン、マーカー等の処理はすべて、死後、息子によって為されたものです。
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ブログ読者の一人からいただいたメールをご紹介します。
「書評をお送りいただきまして有り難うございました。朝一番に読ませていただいて、思わず唸ってしまいました。心からの共感を覚えます。深い洞察力と様々な視点からくる底の深い理解。怒りの本質を見事にとらえている文脈。私としては、こんな見事な書評に久し振りに出会ったおもいです。
今まで取り上げられた各種メディアのいろんな記事に、共感しつつも、時に感じたかすかな違和感…それがすべて解けて行く感じを味わっております。わたくしのモノディアロゴスに対する理解もこうありたいと思わせる文章に出会えました。有り難うございました。
私の生きる指針としているものに、どんな状況のときも、結果に対して『これがいいのだ』と思って生きて行きたいというのがあります。万人が同情するようなひどい状況でも、『これでいいのだ』ではなく『これがいいのだ』と毅然として胸を張っていたいと。でも、このたびの震災、特に放射能関連のやり切れなさは、そんな想いを遥かに越えるものです。
当事者の心に『同じ立ち位置』で寄り添うことはどんな言葉を以てしても出来ない。いや、かける言葉が却って距離を作ってしまうと考えて、心を痛めてただ黙ることしか出来ません。どうぞ、奥様共々お身体に気をつけてお元気でいて下さい。
私が、インターネットでモノディアロゴスを訪ねて、文章を読ませていただいて得る元気や勇気は、決して、お元気で頑張っている姿からのみ得るものではありません。七転八倒している、きわめて人間らしいお姿からも得るものです。無理をなさらずに、お身体大切に。 N.O 」