昨十五日は聖母被昇天の祝日そして敗戦記念日だったが、美子が二月末に装着してもらった胃婁器具のちょうど半年ぶりの交換の日に当たり、午後一時、介護タクシーの送り迎えで日帰り入院。息子夫婦が付き添ってくれ、手術そのものはごく簡単だったらしく、午後三時ごろ無事帰ってきた。
喜ばしいことがもう一つあった。呑空庵初台支部の中野恵子さんからこんなメールが入った。
「今朝6時50分、朝の祈りで行方不明の2歳の男の子が無事でいますように心込めてお願いしました。その時間に見つかったようで、今度は感謝の祈りです。良かった!!!」
山口県防府市の二歳児・藤本理稀(よしき)ちゃん発見のことだ。理稀ちゃんは家族5人で帰省していた周防大島町の曽祖父の家の北側にある山の中で見つかった。発見したのは捜索ボランティアの尾畠春夫さん。
凄い坊やがいたもんだ。二歳だから三歳の大五郎より偉いかもしれない。沢の傍で三日三晩、坊やは頑張った。尾畠さんの呼ぶ声に「ぼく、ここ―」と応えたそうだ。
エライっ!この間亡くなった秀樹じゃないが、タカシ、感激!だ。発見者の尾畠さんは私と同じ78歳、馬鹿な78歳もいるけど、こんな偉い78歳もいるんだ。
そしてこんな坊やがいるんだから、日本の未来は明るいかも知れない(それ飛躍のし過ぎーっ!)
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※本文中の太字、朱書き、アンダーライン、マーカー等の処理はすべて、死後、息子によって為されたものです。
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