ブログの急激な普及のためなのか、ニフティがこれまでやってきたホームページ作成援助サーヴィスをこの五月末で打ち切るという。五年前、自分もホームページを作ってみようと一大決心をしたとき、周囲にパソコンに詳しい人もいないまま、ただひたすらニフティ提供の「サクサク作成君」というマニュアルに従った。初期のページをプリントアウトしたものが一部手元に残っているが、思えばずいぶん世話になったものだ。今回の打ち切りは、だからちょっと寂しい。だいいちブログの普及といっても、こちとらはそのブログがそもそもどんなものなのか、それが従来の様式とどう違うのか、まったく分かっていないのである。だから昨年の暮れだったかに打ち切りの知らせがあったとき、さてどこに、どのように引越し先を見つければいいのだろう、と途方にくれた。
ただまったくのパニックにならなかったのは、自分には力強い助っ人がいることを承知していたからである。現在東京でコンピュータ関係の仕事をしている (かつてのメディオス・クラブの仲間)である。それでも約束の期限が迫ってくるにつれて何となく浮き足立ってきた。モノディアロゴスの筆が途切れ途切れなのもそのためである(いや最大の理由はいつもの怠け癖だが)。
みかねて が予想通りおっとり刀で駆けつけてくれた。といって、便利なもので遠隔操作で、というか、彼のパソコン画面で作業が続けられている。実は「貞房文庫」などいくつかのコンテンツを残してほぼ引越しが終わっているのである。そのあたりの仕組みはよくは分からないが、素人のイメージとしては、現在住んでいる家とおおよその構えが同じで、家財道具なども使い慣れ見慣れた物がそのまま部屋部屋に据えつけられ、あとは転出証明や住民登録を終えて本人が引っ越していくだけというところまで来ている。
別館の「南相馬コミュニティ」の方は三月末で契約を解除したが、中学や高校時代の写真を集めた「懐かしの写真館」だけは急遽現在のページのメニューに残しておいた。新館の方のメニューにも載せてもらっている。このあたりの仕組みも、正直言ってチンプンカンプンである。
いまのところ作業の流れとしては、今月いっぱいで荷物の引越しは終え、月末には転居の張り紙を旧宅玄関先に貼って新居に移る予定。移転作業途中に不都合が起こりましたら、どうかご勘弁を。
-
〈創作・論文・新聞記事・蔵書〉
※本文中の太字、朱書き、アンダーライン、マーカー等の処理はすべて、死後、息子によって為されたものです。
キーワード検索
投稿アーカイブ



























