実は、今日から新しいパソコンで発信しています。これまで使っていた中古のパソコンは、震災後から約2年、まさに私の手となり足となって良くやってくれましたが、寄る年波には勝てず、ここ一週間ばかり気息奄々の状態でした。人間と同じく物にも年貢の納め時があるんでしょう。それで四日ほど前、Xに来てもらい機種選定をお願いしました。私からの注文は、耐久性、そしてWin7搭載のものの二点でした。パソコンには無知もいいところですが、OSのXPは(わたしの知っている数少ない専門用語です)この四月に保障期間が切れ、その後のものではなぜかWin7がいい、ということだけは知ってました。
私としては使い慣れた富士通のLifebookの新しいものを、と漠然と思ってました。ところがXの話ではWin7搭載となるとメモリー容量の大きいものでなければならないらしく、結局デジノスという専門メーカーのものがいいのでは、ということになりさっそく注文してもらいました。それが昨日の午後届いたので、勤め帰りのXにセッティングしてもらいました。
でもまだ操作法は五里夢中といったところです。玄人向けの機種だからでしょうか、操作法を書いたマニュアルもついてません(もしかするとネットのどこかにまとめて表示されているのかも)。当分のあいだ、ときおり変な文章が混じるかも知れませんが、それは私が変な性格をしてるからではなく(それもあるかも)、パソコン操作が不慣れなためなのだ、とご理解願います。以上、最初のご挨拶でした。
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※本文中の太字、朱書き、アンダーライン、マーカー等の処理はすべて、死後、息子によって為されたものです。
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現代文明の象徴的な存在として歩き始めたパソコンを通じて、先生ご自身の人生観、社会問題への問いかけなどをモノディアロゴスから発信されている試みに将来への希望を私は感じています。大半の読者は、モノディアロゴスを通じて自分の人生や社会問題と向き合える時間を持ったはずです。実際には、直ぐには、何にも変わらないと思いますが、それが時間の経過と読者の熟考を積み重ねることによって、何らかの個人としての変化になり、それが社会の方向性を変えていくことに繋がるように思います。今のような難しい時代には、生き方の羅針盤を示してくれる人が必要ですし、先生が発信されているモノディアロゴスは、正にそういう存在だと私は思います。しかし、羅針盤を信じ、実際にその方向に足を踏み出せるかは読者一人ひとりの意志にかかっているのでしょう。